株式会社フソウ

RESEARCH & DEVELOPMENT DIVISION

研究開発部門

水の綜合企業として進むべき領域

当社が「水の綜合企業」として一層社会貢献を果たすためには、強固な技術基盤をつくることが不可欠です。そこで「フソウ技術戦略」を策定し、今後の水インフラに関する課題を列挙。技術戦略としての重要分野を整理・分析しました。これにより技術開発・維持向上を図るべき分野として、「経営」「エネルギー」「強靭」を抽出しました。わが国の水インフラなどの関連技術の発展に寄与し、国際水ビジネスの展開を視野に、当社に関わる全ての人の幸福を追求し、社会から必要とされる企業への深化を目指します。

技術開発・専門技術の維持向上を図る3つの分野

  • 経営少子高齢化、人口減少、水需要の減少などを考えると、上下水道資産の経営は極めて重要な課題です。当社では水インフラの効率的で合理的な経営に資する技術の開発・維持向上を図ります。
  • エネルギー東日本大震災以後、太陽光、風力、水力などの再生可能エネルギーの活用が求められています。これら再生可能エネルギーを生み出し、蓄電する技術の開発・維持向上を図ります。
  • 強靭地球温暖化による気候変動はすでに始まっています。渇水やゲリラ豪雨、洪水、地震などの防災、減災において、水インフラの強靭性を高める技術開発・維持向上を図ります。
競争優位な専門技術

「専門技術(Specialist technique)」の維持向上、「経営(Management)」、「エネルギー(Energy)」、「強靭(Resilience)」に資する技術をイノベーション(Innovation of Technology)と人材育成により開発、実用化。これを『FUSO-MERITS』と名付けました。

FUSO-MERIT

フソウ技術の両輪

フソウ技術戦略は、「競争優位な専門技術の維持向上」と「市場ニーズに合致した技術開発」の両輪から構成されています。「専門技術」とは、当社が創業以来、培ってきた現場力。水処理設備の設計・施工技術と鋼管工場で蓄積されてきた設計・製造に関する2つの分野で、競争優位な技術に育て上げることが目標です。「技術開発」は、水処理研究所などで開発された技術をもとに、今後水インフラなどの市場において必要とされる技術の開発です。この両輪は相互に作用し、当社の技術は大きく飛躍します。

競争優位な専門技術の維持向上 市場ニーズに合致した技術開発

フソウ技術戦略の構造

フソウ技術の両輪を機能させるため、「専門技術の維持向上」と「技術開発」を戦略と位置づけ、それぞれの配下に戦術・ツールの階層を設ける構造を整備しました。2つの戦略、4つの戦術、16のツールを推進・展開し、技術の持続的な発展を図ります。

フソウ技術戦略の構造
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