株式会社フソウ

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2022.11.01

多摩イノベーションエコシステム促進事業に参画 ~食品廃棄物関連データを活用した効率的な回収・再資源化の検証を共同事業体で実施~

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株式会社フソウ(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:角 尚宣 以下、フソウ)は、「多摩イノベーションエコシステム促進事業」におけるリーディングプロジェクトにおいて、レコテック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野崎 衛、以下、レコテック)を代表事業者とする「食品廃棄物関連データを活用した効率的な回収・再資源化の検証(以下、本検証事業)」に共同事業者として参画いたします。

本検証事業への参画により、食品廃棄物のデータ活用による削減、処理プロセス効率化、アップグレードリサイクルの実施を促進してまいります。


【本検証事業の概要】
多摩地域が更に持続可能なエリアとなるよう、ごみ処理負荷の低減に向けて食品廃棄物の回収・再資源化の効率化・高度カスケードリサイクルを目指し、食品廃棄物を再資源化事業者のニーズからバックキャスティングして排出元で分別・計量管理することによる、処理コストの削減や再生品の品質向上などアップグレードリサイクルの可能性を検証します。
また、食品廃棄物の品目別排出データをリアルタイムで記録することにより、小口発生品目の回収効率化と、食品廃棄物がリサイクルされた場合における焼却回避や再生可能エネルギーの増加などによる地域のCO2削減効果などの社会的インパクトも検証、評価するものです。

本検証事業においてフソウは、バイオガス発電施設運営最適化のための受け入れ要件の整理と、バイオガス発電事業のEPC※1 検討及び事業性の評価を担当いたします。


【多摩イノベーションエコシステム促進事業について】
東京・多摩地域で、イノベーションを起こし続ける好循環(エコシステム)を作ることを目指して、企業や大学・研究機関、スタートアップ等の多様なプレイヤーが交流し連携を強める取り組みです。


【当プロジェクト実施の背景】
東京都では「未来の東京」戦略において、多摩を世界有数のイノベーションエリアへ進化させることを目指し、多摩イノベーションパーク構想を掲げています。
この構想に基づき、多摩地域の課題を解決する製品・サービスの創出と多様な主体の交流・連携強化による、多摩地域におけるイノベーション創出および地域活性化を実現するため、「多摩イノベーションエコシステム促進事業」のリーディングプロジェクトが開始されました。
多摩地域は、可燃ごみに占める生ごみの割合が多く、自治体のごみ処理事業が逼迫しており、生ごみの資源化ルートの確立が必要とされています。一方で、社会の脱炭素化の潮流から、生ごみの「バイオマス資源」としての注目が高まっており、これまでにない高度なリサイクル技術の開発が進展しています。生ごみ処理のリサイクルを高度化することで、CO2削減地域産業の創出・活性化を実現できる可能性があります。

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【本検証事業プロジェクトチーム】
・レコテック株式会社(代表事業者)
・アーキアエナジー株式会社
・株式会社クボタ
・伊藤忠エネクス株式会社
・株式会社フソウ

フソウは、下水汚泥消化ガス発電施設の設計・施工・保守の実績に加え、脱炭素化を実現する再生可能エネルギーの活用と地域レジリエンスに係る技術の研究開発のノウハウを活かし、地域社会の課題解決に貢献してまいります。

※1: 設計(Engineering)、調達(Procurement)、建設・試運転(Construction)の3つのフェーズからなり、3つの工程を一貫して引き受ける事業(業務)。

-報道関係からのお問い合わせ先-
フソウホールディングス株式会社
グループ総務部 広報課
TEL:03-6880-2107 / MAIL:koho@fuso-hd.co.jp

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