
水インフラを現場から支える魅力とは?
世代を超えた本音トーク
大切なのは、人とのつながり。
そう口を揃える工事部門の社員5名に
“現場で働く魅力”について語ってもらいました。
大切なのは、人とのつながり。
そう口を揃える工事部門の社員5名に
“現場で働く魅力”について語ってもらいました。

工事のプロジェクトリーダーとして、現場の管理監督、いわゆる施工管理を行うエンジニアリング事業部から、工事部門の統括を担う本部長、現場で活躍する中堅、若手の3世代の社員が集合。それぞれの立場から仕事のやりがい、フソウで働くことの魅力をリアルに語ってもらいました。
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エンジニアリング事業部
土岐 篤さん
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エンジニアリング事業部 工事本部
東京工事部 東京工事課板倉 優一朗さん
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エンジニアリング事業部 PM本部
PM部 計画推進課東 勇太さん
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エンジニアリング事業部 工事本部
大阪工事部 大阪工事課吉井 大貴さん
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エンジニアリング事業部 工事本部
四国工事部 四国工事課野村 一将さん
施工内容や進行管理。
多岐にわたる関係者との連携で、
工事の完成を目指す。
施工内容や進行管理。
多岐にわたる関係者との連携で、
工事の完成を目指す。
——皆さんは、具体的にどのような仕事を担当していますか?

土岐
エンジニアリング事業部は、各事業部が受注した案件に対して、協力会社様と連携しながら作業スケジュールを具体的に落とし込み、工事を進行していく役割を担います。私自身は、工事部門本部長として、全国にある各現場で発生する課題への対応などのマネジメント業務や、営業部門と連携しながら案件受注に向けた取り組みに関わっています。

板倉
私は入社13年目となり、ここ数年は現場代理人・監理技術者の立場で仕事をしています。また通常の施工管理業務に加え、最近は若手社員の教育担当も担っています。

東
私は板倉と同期入社です。入社3年目から主に西日本エリアの現場で、現場代理人・監理技術者として経験を積みました。1年前からCS係として、現場でトラブルや課題が発生した際に実際に現地へ出向き、各拠点の工事責任者と現場のパイプ役として、課題解決に向けたマネジメントを担当する業務を行っています。

吉井
今は入社後2つ目の現場となる兵庫県の管路更新工事の現場に携わっています。現場に従事して3年半程度であるため、まずは現場代理人と監理技術者の補助として、現場の安全管理、各施設間の品質管理や、協力会社の方々とコミュニケーションを取りながら工程の調整などの業務を担当しています。

野村
私は四国エリアの所属なのですが、現在は長期出張という形で北海道の現場に従事しています。入社して1年半程度ということもあり、吉井さんと同じように現場代理人のサポート業務がメインとなります。身に付ける専門知識もかなり多いため、分からないことは都度、自分から先輩に積極的に質問しながら現場で実践的な業務を学んでいるところです。

現場で育まれる深い人間関係、ものづくりの達成感……
それぞれが抱く“やりがい”
現場で育まれる深い人間関係、
ものづくりの達成感……それぞれが抱く“やりがい”
——皆さんは、どんな時に仕事のやりがいや喜びを感じますか?

東
現場では多くの協力会社の方々と仕事をすることになりますが、短期間でもかなり密に連携しながら作業を進めるため、その都度深い人間関係が構築されます。信頼関係を築けた協力会社の方やお客様から「東さんで良かった」とか「東さんの現場なら、また行くよ」と言われるとうれしいですし、この仕事を続けてきて良かったと思う瞬間ですね。

板倉
私も、発注者である自治体の方や協力会社の方などから、感謝の言葉をいただけた時にやりがいを感じますね。浄水場や下水処理場の工事など、生活に必須な設備を整えるのが私たちの仕事ですが、工事が終わった後にお客様や協力会社の方々などから、直接「ありがとう」と言ってもらえるのは、現場に携わるエンジニアリング事業部ならではの良さではないかと思っています。

吉井
目の前の現場に精一杯向き合う日々の中で、徐々に任される仕事が増えていくたびに責任感とともにやりがいを感じます。あとはやはり、完成した構造物を見た時ですね。今の担当現場への通勤時に、1つ前に担当した現場の前を通るのですが、その構造物を見るたびに「ああ、これを作ったんだな」と感動しています。ものづくりの面白さを実感するひと時です。

野村
私も、皆さんと同じく、地域社会の暮らしを支えているものを作れていると実感できた時にやりがいを感じますね。また、自分で考えて積極的に行動したことに対して上司が褒めてくれたり、「助かった」という言葉をいただけると、仕事へのモチベーションが上がります。


オープンなコミュニケーション、
社員の自主性を重んじる社風が働きやすさの理由
オープンなコミュニケーション、
社員の自主性を重んじる社風が
働きやすさの理由
——フソウは平均勤続年数が14年であり、社員の定着率が高い環境が築かれています。
この長期間にわたり働き続けることができる理由は、どこにあると思いますか?

土岐
誰とでもフランクに話ができるような風通しの良さが、フソウにはあると思います。
キャリア採用で中途入社した社員も多いのですが、「こんなに本部長クラスの人とフランクに話せる会社は、なかなかないですよ」とよく言われます。

板倉
確かに、職場も現場も和気あいあいとしていますね。あとは、工事部門が少し特殊な環境なのかもしれませんが、現場代理人などの立場になるとある程度自分の裁量で仕事を進められることがメリットかなと思います。

東
板倉が言ったように、自由度が高いところはありますよね。私が担当する現場では、スケジュールから作業の内容まで、裁量を持って決められる部分が多いです。自分で責任を持って取り組めるため、そういった点含めて会社から現場を任されているという自覚はありますね。

吉井
先輩や上司が「最近どう?」など、たびたび気にかけてくれるのは心強いです。不安や悩みなども打ち明けやすく、いつも助けてもらっています。

野村
私も初めて現場に入った時に、皆さんがフランクに話しかけてくれたので、緊張することなく溶け込むことができました。分からないことや困ったことがある時にすぐに周りに相談できるのは、そういう職場の雰囲気のおかげなのかなと思います。

土岐
会社の制度として少人数のグループ制をとっていて、主にグループ長の社員に若手へのヒアリングやケアをお願いしています。グループ単位で個人が抱える課題を吸い上げることを目的としているため、若手社員にとっては働きやすさを感じてもらえる制度と言えるかもしれません。

板倉
良い制度ですよね。私が若手の頃にはありませんでしたが、この制度を導入してから、若手が自分からどんどん意見を言えるようになった気がします。

東
以前は対面での会話が基本でしたし、地方の現場に出てしまうと1年間くらい会わない人もいました。コロナ禍を機に、オンラインでグループミーティングができる環境が整ったことで、よりみんなで会話する機会が増えたからこそ、実現できたシステムかもしれませんね。
3世代の立場から描く、
フソウで叶えたい未来とは
3世代の立場から描く、フソウで叶えたい未来とは
——これから、フソウでチャレンジしていきたい目標やビジョンはありますか?



東
私が所属するCS係はまだ設置されたばかりの部門。この新しい環境で、自分の役割を模索し、現場をサポートするマネジメント的な立場として、現状の課題解決に向けて取り組みたいです。現場代理人とは異なる立場で客観的に全体を捉え、関係者と協力して工事の完成へ貢献したいです。

板倉
私はこのまま現場の仕事を続けていきたいですね。最近は上下水道施設の更新工事が多いのですが、それはかつて先輩たちが携わった現場でもあります。そこに、今度は私が携わることに感慨を覚えますし、私自身も次世代へ繋げていく1つのパイプとなれたらと。また、工事を通じて日本国内のいろんな場所へ行ってみたいですね。その中で後輩を育成しつつ、組織の強化に貢献できればと考えています。

吉井
今は施工管理として従事していますが、将来的には、積算という工事の費用を見積もる業務に携わりたいと考えています。その仕事には、原価管理などの知識も必要となるので、今はまず自分が現場代理人としてトップに立って1つの現場を回せるようになることが目標です。

野村
直近の目標としては、書類を一通り作成できるようになって先輩や上司をフォローできる存在になることです。次のステップで、現場代理人や監理技術者として一人で現場を担当できるようになりたいです。大学では電気を専攻していたので、機械器具設置の仕事にも挑戦したいとおもいます。それが私にとって一番の目標ですね。
