海外展開
エンジニアリング機能を備えた商社として製品、技術を提供
フソウは日本国内で長年培ってきた水インフラの知識とエンジニアリング力、商社としての機能の活用をグローバルなフィールドに広げ、国外の地域課題解決へと歩み始めています。分野の垣根を超え可能性を広げるためのキーワードは、グリーントランスフォーメーション(Green Transformation: GX)と、グリーンインフラストラクチャー(Green Infrastructure: GI)。世界的な資源枯渇により、再生可能エネルギーへの移行が進む中、資源を循環させる社会経済を目指し、多岐にわたる水とエネルギー需要への対応に貢献します。
海外拠点
地球温暖化をはじめとする環境問題や災害、感染症といった脅威が拡大し、世界の人口増加も続く今、水と衛生、そして安定的でクリーンなエネルギー供給が地球的規模の課題となっています。これらを解決するためにも、海外事業を展開しています。
フソウベトナムコーポレーション
BIM/CIMを核とした設計センターであるベトナム拠点。BIM/CIMの標準サービス化と3Dモデリングを活用したソリューション開発に努め、社内外に関連技術の提供を行います。東南アジア地域における水インフラ課題の解決にも取り組みます。
名称 | FUSO VIETNAM Corporation Co., Ltd. |
---|---|
本社所在地 | 9th Floor, SHB Da Nang Building, No. 6 Nguyen Van Linh, Nam Duong Ward, Hai Chau District, Da Nang City, Vietnam |
出資比率 | 当社100% |
Webサイト | https://fuso-vietnam.vn/ |
フソウアメリカコーポレーション
エンジニアリング機能を備えた商社として、水インフラや小水力発電に関する技術やノウハウを活かし、記録的な干ばつや人口増加に伴う水不足、都市部における上下水道施設の老朽化等の深刻な社会問題に直面する米国で事業展開しています。
名称 | FUSO America Corporation |
---|---|
本社所在地 | 3040 Post Oak Blvd, Houston, TX 77056, USA |
出資比率 | 当社100% |
GXとGIをキーワードに、水とエネルギーの課題を解決
Keyword 1 : グリーントランスフォーメーション
Green Transformation (GX) :
GXは、温室効果ガスの原因となる石油や石炭といった化石燃料などから、太陽光や風力発電といった再生可能なクリーンエネルギーに転換し、経済社会のシステムを変革させていくことです。カーボンニュートラルを実現するための取り組みとして世界でも注目を集めています。
Keyword 2 : グリーンインフラストラクチャー
Green Infrastructure (GI) :
GIは、自然環境が持つさまざまな機能を、社会における課題解決の手段として活用する考え方です。例えば、海岸防災林や防風保安林、ヒートアイランド対策としての屋上緑化、雨水浸透や洪水防止のための遊水地整備など。持続可能で豊かな地域・国土づくりを進めるために、日本でもすでに導入されています。
マイクログリッド・分散型水インフラソリューション
マイクログリッドとは、電力供給を大規模発電所に頼らず消費者コミュニティの近くに小規模な発電施設を設置し、分散型電源によって電力を供給する仕組みです。電力源として太陽光、風力、バイオマスなどが利用されるため、地域のエネルギー効率向上と脱炭素化を同時に実現するソリューションとして期待されています。 フソウは、循環型の排水をベースとした分散型水インフラとマイクログリッドを組み合わせ、世界のさまざまな水需要に対し最適かつ独自のソリューションを提供します。
関連ソリューション
フソウ独自のGXで地域と地球に最適解を
カーボンニュートラル実現の鍵として世界で注目されているGX(グリーントランスフォーメーション)にフソウも積極的に取り組んでいます。地域全体でのダイナミックな取り組みと地域共生を同時に実現する細やかさが求められるGXだからこそ、水のプロフェッショナルであるフソウにできることは数多くあります。
新しい事業創造のためのチームビルディング
グローバルなビジネスモデルを構築する体制
水リスクだけでなく気候変動や生態系の崩壊、資源の枯渇など、まったく異なる困りごとがある中、グローバルなビジネスモデルを構築していくため、地域に固有の状況や計画を的確に把握し、他業種のパートナーや外部専門家と連携して包括的かつ継続的な事業創造の準備を進めています。フソウ社内も専門的知見や経験といったナレッジを全体共有・応用し、同時にウェルビーイングを高める組織運営により、個々のパフォーマンスを思う存分発揮できる環境づくりに取り組んでいます。