お知らせ
横浜市と施設点検の効率化に向けた共同研究協定を締結
AGV活用による下水道施設の点検業務効率化を目指す取り組みを開始
株式会社フソウ(代表取締役 社長執行役員:角 尚宣、以下 当社)は、横浜市(市長:山中 竹春)と「AGVを活用した電気室の日常点検における業務効率化に関する共同研究協定」を締結しました。本協定に基づき、技術の平易化と業務効率化による技術者不足の解決を目的として、AGV(Automatic Guided Vehicle:無人搬送車)を活用した日常点検における業務効率化の実現可能性に関する検証を開始します。
背景
下水道施設の機能を維持し、将来にわたり安定した下水道サービスを提供するためには、日常点検が重要です。しかし、点検業務に従事する技術者の不足が年々深刻化しており、事業の持続的な運営と業務効率化の両立が急務となっています。こうした課題を踏まえ、本研究では、AGV活用による技術の平易化と業務効率化を通じて、技術者不足の解決を目指します。
共同研究の内容
本協定に基づき、以下の共同研究を市内の下水処理施設において2025年3月31日までの期間で実施します。
AGVとAIカメラを組み合わせ、技術者が下水道施設の電気室内で行っているメーターの読み取りなどの日常点検作業を自動化し、そのデータから帳票を出力します。AGVによる自動巡回とセンサデバイスによる無人点検の実現を研究目標とし、点検業務における省力化と効率化の実現可能性を検証します。
※自動巡回用AGVには業務DXロボット「ugo mini」、センサデバイスにはAIカメラを利用します。
当社は、今回の共同研究を契機に、AGVをはじめとする先進的なデジタル技術を活用し、今後も上下水道事業における業務効率化と技術者不足などの課題解決に向けた取り組みをより一層推進してまいります。
ー本件に関するお問い合わせー
株式会社フソウ
経営戦略本部 広報部
Tel: 03-6880-2123 / Mail: koho@fuso-inc.co.jp