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北部水みらいセンター

豊かな大阪湾を守る水処理施設の設備更新。
[南大阪湾岸流域下水道 北部水みらいセンター 最終沈殿池機械設備更新工事(1系)]

大阪府は、複数の市町村から発生する下水を集めて都道府県等が処理する「流域下水道事業」を昭和44年に全国で初めて実施しました。
南大阪湾岸流域下水道は、大阪府南西部の泉州地域を処理区域とし、北部・中部・南部の三つの処理区に分かれています。うち北部処理区は、堺市・岸和田市・泉大津市・貝塚市・和泉市・高石市・忠岡町の計6市1町の汚水を北部水みらいセンターで処理し大阪湾に放流しています。
北部水みらいセンターは、昭和624月に供用を開始しました。泉州の海は、一時期水質が悪化したことがありましたが、豊かな海が復活し、海水浴やフィッシング、潮干狩りなどを大勢の人が楽しむようになりました。
本工事は、北部水みらいセンターの施設のうち、老朽化が進んでいた1系最終沈殿池を機器ごと更新するものでした。2~4系の水処理設備の運転を続けたまま工事を行ったため、稼働している設備に影響を及ぼさないことが求められました。

種別 下水
発注者 大阪府南部流域下水道事務所
施工場所 大阪府泉北郡忠岡町
工事概要 最終沈殿池更新
竣工 2022年6月
備考 終沈汚泥掻寄機4台(チェーンフライト式4150×56000×3600㎜)、補器設備一式(終沈スカムスキマー4台、返送汚泥ポンプ3台、余剰汚泥ポンプ2台、終沈スカム移送ポンプ2台、返送汚泥ポンプ吐出弁3台、余剰汚泥ポンプ吐出弁2台、終沈汚泥引抜弁4台、1系終沈スカム移送弁1台、1系終沈スカム撹拌弁1台、終沈越流堰板8水路)、機器製作・撤去・据付・試運転調整一式、仮設工一式、配管工一式、銅板設置工一式

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