
人を知る
久山 貴大
裁量を持って取り組める
浄水場や下水処理場などの水処理施設は様々な設備や機材で構成されており、現在、私は老朽化した機械・配管の更新を行う仕事を主に担当しています。機械や配管の搬出入、据付等の実際の作業は協力会社の方が行いますので、我々は無事に工事を完了させるために必要不可欠な、工事全体の工程、予算、安全、品質を管理する「施工管理」の業務を行います。
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これまでのキャリア
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- 2015年
- 入社。東京・工事部門で施工管理職として従事。
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- 2022年
- 様々な現場で経験を積み、現在に至る。
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学生時代に学んでいたこと
工学部で機械工学を専攻していました。
鉄鋼材料の組成や機械、電気、ものづくりの基礎から、2D・3D CADによる製図を学び、その図面を元に実際に加工機械を使用して製品を製作するという学科でした。水処理施設は機械設備、電気設備の知識も重要となるため、その基礎をここで身につけられたと思います。
1.フソウに入社を決めた理由・きっかけ
1.フソウに入社を決めた
理由・きっかけ
高校時代から「地図に残る仕事」をしてみたいという思いを持っていました。
大学での就職活動中に、所属していた研究室の教授からフソウを紹介してもらい、水インフラの設備更新等を通じて、安定した上下水道サービスの提供、水に関わる災害防止といった重要な役割を担っていることに興味を持ったのが、フソウに入社しようと思ったきっかけです。
2.フソウで経験を積む中で感じる
フソウならではの魅力や良さは?
他社の方と話をしていて違うなと感じるのは、現場における「工程」「予算」「安全」「品質」の管理を全て任せてもらえることです。自分で判断する分責任は大きいですが、突発的に発生した問題や、急を要する内容に対し、裁量を持って取組める点は大きな魅力だと思います。内容によっては社内の調達部門や設計部門との調整、打ち合わせを行った上で進める必要がありますが、基本的には現場主体で工事を進めていきます。
3.これまでの仕事の中で一番大変だったことは?
3.これまでの仕事の中で
一番大変だったことは?
入社して2年目に、初めて現場代理人を任されたことです。それまで半年ほど補助としての現場は経験しましたが完全に工種も異なり、何をするにも初めてのことばかりでした。書類作成に関しては次第に慣れていきますが、対外的な打ち合わせでは知識も少なく、先輩社員に助けてもらうことが多かったです。お客様は若手、ベテラン関係なくフソウの人間として接してこられます。ここで対等に会話できる知識が必要だと痛感しました。初めての現場代理人であり大変な部分も多くありましたが、施工管理について学ぶべきことの多い、大きく成長できた案件でした。
4.今後のキャリアについて
現在の現場も上司と一緒ですが、やはりまだ1人で現場をこなすために足りない能力や意識があると感じています。そういった部分を1つずつ潰していき、お客様、社内から信頼してもらえる人間になりたいと思っています。
また、これまでは現場代理人という立場とはいえ、経験のある先輩や上司から学ぶ側でしたが入社8年が経過し、後進育成にも積極的に関わらなければいけない時期だと感じています。施工管理の仕事という意味では皆同じですが、仕事の細部に対する拘りは人それぞれです。経験を重ねるうちに自分のやり方が決まってくると思いますが、まずは現場業務の基本的な部分から後輩に伝え、社内外から信頼が得られる人材へと育ってもらえるよう、二人三脚で業務に取組みたいと考えています。
社員のとある1日
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- 8:00
- 8:15始業。朝礼にて当日の作業内容確認、連絡事項の共有。
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- 8:30
- 現場巡視、事務所に戻って施工要領書等書類の作成。
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- 10:00
- 施工図面のチェック。合間を見て現場の進捗を確認。
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- 12:00
- 事務所で昼食。
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- 13:00
- 昼礼。翌日の作業内容、お客様・他社からの連絡事項等を共有。その後はメール対応や午前の書類作成を引き続き行う。
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- 15:00
- 午後の現場巡視。資材が整理され、通路が確保されているか確認。現場での注意事項はその場で作業員に伝える。
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- 17:00
- 日中終わらなかった書類を進める。キリの良いところで業務終了。翌日の作業内容を確認して帰宅。

休日の過ごし方
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基本は自宅でゆっくりと過ごしていますが、野球が好きなので球場へ観戦に行きます。
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最近は同僚に誘われて釣りへ出かけることもあります。